【「ことば」の森を広げよう〜第1回渋谷文芸食堂開催♪】
8月になりました。
夏のひまわりも、美しい花びらを広げています。
先日、7月31日(水)、第1回渋谷文芸食堂(こども食堂)、恵比寿のコミュニティスペース、景丘の家にて、無事開催されました!
4組の保護者の皆様、2歳から小学校3年生までのお子さんたち6名、スタッフ、ボランティアさん、見学の方など、にぎやかに楽しく、言葉を交わし、本に触れ、温かい空間を分かち合う、終始和やかなお時間でした。
新たな文学体験、ことばに触れる体験の機会を広げていく渋谷文芸食堂ならではの図書コーナー、遊ぼうコーナー、言の葉の木コーナー、くつろぎの休憩コーナー、ごはんコーナー、調理コーナーなどなど、場を楽しんで頂けるよう、スタッフみんなで考えました。
「言の葉の木」コーナーは、私の発案で、
好きなことばを書いて「ことば」のはっぱを作って飾るコーナー。
文字を書くことが難しい小さいお子さんには、好きなシールをぺったんとしてもらいました。
ここに来たこと、ことばを交わした記憶を1本の木にし、1本が2本に、2本が3本に、言の葉の木が生い茂り、やがて森となっていく、ことばの森が広がっていくことをイメージしています。
みんなで遊んでいると、美味しそうな匂いが漂ってきて、大きなテーブルにできたてほやほやのカレーライスが並びました。
「いただきます」のごあいさつの前には、新美南吉の詩「明日」を朗読。
詩をみんなで味わうひとときを持ちました。
料理長、ふじもんさんの作ってくれたカレーライスは、
優しさにあふれていて本当に美味しかったです。
「おかわり!」の声も!
食事の後には、のんびりタイム。
カードで遊んだり、本を読んだり、おしゃべりしたり。
2歳のお子さんが、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の新潮文庫を持って、楽しそうにページをめくる姿に、感動を覚えたり。
こうして「本」に触れた記憶が、やがて、本当に作品を読む体験へとつながっていくと思います。
「渋谷文芸食堂」、始まったばかりの活動ですが、大きな大きな可能性と未来を感じました。
開催にあたり、お越しくださった保護者の皆様、お子さんたち、
Poetry Factory代表の船岡佳生さん、料理長、藤田岳斗さん、
総合サポーターの古澤伸泰さん、ボランティアで手伝ってくれた娘ちゃん、
ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
次回開催は、
☆8月31日(土)16時~19時
~景丘の家 2F~
☆お申込みフォームはこちらから♪
スタッフ一同、ご来場、心よりお待ちしています!
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