長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連世界遺産へ
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界遺産へ登録される見通しとのこと。
中村恵美名義で出版した、第2詩集は『十字路』(書肆山田 2005)は、隠れキリシタンをモチーフとした叙事詩。信仰に身を捧げた農民たちの「聲」が聞こえてくるようだ。
たくさんの貧しい農民たちが、信仰に身を捧げた歴史。キリシタン関連の資料を読み込んだ日々、いつも、その土地に生きた人々の「聲」が聞こえてきた。
「パーデレ様が来た! パーデレ様が来た!」
ロザリオを胸に下げ、額を地に向けて、祈りをささげる人々たちは、どんな弾圧にも転ばずに、垂直の意志を持ち続けた。そのピュアな魂に、ことばを贈り続けた一冊。
中村恵美(神泉薫)詩集『十字路』ぜひ、読んでみてください!
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