【光へ向かって~2025年】
冬の大気の澄んだ静けさ、光。
今年2025年は、大きな転換を感じた1年でした。
さまざまに移り変わるもの、変わらないもの。
闇から光へと向かっていく道筋に、自らの内側にある「幸せの尺度」について、
改めて深く問い、「書くこと」への喜びに気づかされ、さまざまな導きに、深く感謝を覚える日々でした。
そして、新詩集『星を抱く、子どもたち』(七月堂)の出版は、心よりうれしいことでした。
一冊一冊の生誕には、たくさんの手の温もりと支えがあります。
ひとり机に向かう孤独の先に、作品たちが拓いてくれる未知の景色が広がるとき、
この上ない幸せを感じます。
また、今夏、ふるさと常陸太田市立図書館での著作の特別展示は、本当に励まされました。
故郷の皆さまの応援を胸に、今後も真摯に、執筆活動を続けて参りたいと思います。
そして、本のある子ども食堂・渋谷文芸食堂の活動も、今年は2年目に入り、
たくさんの新たな出会いがあり、より楽しい居場所づくりとして広がりを感じています。
文芸の力やおいしいご飯を通して、人と人とが温かく繋がり、認め合える場を育んでいきたいと思います。
自らの創作する作品世界だけではなく、現実社会においても、子どもたちの笑顔の広がりがあるように、理想を理想に終わらせない行動を、小さくとも目の前の一歩を大切にしていこうと、考えています。
ご縁があり、繋がりある皆さま、おひとりおひとりに、
そして、いつも傍で支えてくれている家族に
心より感謝申し上げます。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください!
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