詩人・作家 神泉 薫 Kaoru Shinsen ~言の華~

日々を彩るコトバの記憶

「本の旅立ち」─ note“日々の泡・思索の森”─


小さな書斎の本棚から 声が聞こえる。 


春、光も風も流れるように動く。 

外へ外へと、身も心も浮き立つ季節だ。 


さくら舞い散る夜のこと。 

そっと扉を開けると、声高でなないが、切実な声が聞こえるのである。 

誰もいない書斎の奥から。 


そう、立ち並ぶ本たちの背から───。





愛する本をめぐる個人的体験をつづりました。

大学生のころの記憶、秘密めいた本の声、本の旅。