【2021年に感謝☆新たな余白に】
2021年がまもなく終わります。
冬の木に残る色づいた葉が風に揺れ、
枝には新たな芽吹きを待つ、小さなふくらみが宿っています。
昨年から続くコロナ禍という未知の光景に
心揺さぶられながらも、
自分の中の揺れない核を見出そうとする一年でした。
創作活動では、新たな表現のフィールドを開拓することが出来ました。
フォトグラファー・ライターの山野井咲里さんとのコラボレーション、
写真と詩の冊子「それでも日々は美しい軌跡を描いて」(私家版)の制作や
初めての散文の本、試論集『十三人の詩徒』(七月堂)を出版することができました。
長く続けている、詩人の聲の参加や、書評、新作詩の発表などにおいても
ともに創造を共有する素晴らしい出会いに恵まれて
充実した日々を送ることが出来ました。
今年の初めに立てた目標は
豊かな空白を生み出し、
そこに新たな創造を呼び込むこと。
文字通り、いえそれ以上の未知の光景が広がっています。
今までも、そしてこれからも
より心身を整え、丁寧に毎日を過ごしながら
時代に寄り添い、ことばの持つ普遍的な力を信じて
一歩一歩、進んでいこうと思います。
この一年、公私ともに、ことばを交わして下さった皆さま、
活動を気にかけて下さった皆さま、
たくさんのひとりひとりに、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆さまにとって、素晴らしい一年がまた始まりますように。
良いお年をお迎えください✨
0コメント