冷えたビールが好き! 若山牧水。
酒と旅をこよなく愛した歌人、若山牧水。
日本の美しい四季を見つめて詠んだ多くの短歌が親しまれています。
また、臨場感ある紀行文も多くつづっており、利根川の源流をたどる『みなかみ紀行』の中には、「空想と願望」という詩も書かれています。詩の最後のフレーズには。
麦酒が
いつも、
冷えてると、
いい。
日常のささやかな楽しみをさりげなく詩につづる、大らかな牧水の人間性が愛おしく感じられます。
調布FMラジオ「神泉薫のことばの扉」2017.11.25放送分アーカイブにて、牧水の詩「空想と願望」ぜひお聴きください!
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