【金木犀の香りとともに】


芳しい金木犀の香りが

風にただよう季節になりました。


昨日、ポストを開けると一枚のはがきが。


試論集『十三人の詩徒』(七月堂)を
読んでくださった読者の方からのお便りでした。


肉筆で書かれた心温まるご感想に
ほんとうに胸が熱くなりました。
手に取ってくださり、
ページをひもといてくださったこと。
ご感想を届けてくださったこと。
心より感謝です。


長い時間をかけて書き綴った
愛着ある一冊。
ペンがとどこおることも
たくさんありましたが
こうして読者の方の声に触れて
ああ、書いてよかったと思いました。


本を開く
読み手の心に
ことばの光を灯すこと。


詩歌の魅力、そして
一つ一つのことばには
確かな光があることを届けていきたい。


初心を忘れずに
今日も、心静かに机に向かいます。



▶七月堂HP『十三人の詩徒』(七月堂)ご紹介&販売ページ

 新しい読者の方々との出会いを待っています!


詩人・作家 神泉 薫(Kaoru Shinsen)のブログ ~言の華~

「ことばを贈る 言葉を届ける コトノハの種まきを」 時代と共に「ことば」を耕します。