【日本語の響き、豊かさを~今夜の一冊☆石井桃子『みがけば光る』】


12月になりました。

街は、きらきらとしたイルミネーションがきれいですね。

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?


調布FM「神泉薫 Semaison スメゾン 言葉の庭へ 第2章」

今夜放送、ラジオ番組のお知らせを♪


スメゾンとは、フランス語で種まきを意味します。

人と人、人とことばを結んでゆく「ことばの種まき」をテーマに

読みつがれゆく本のご紹介、そして、詩の世界をお送りしていく番組です。


今夜ご紹介する一冊は、

石井桃子『みがけば光る』(河出書房/2018)。



日本の児童文学作家、翻訳家の石井 桃子さんのエッセイ集。

飾らないすっきりとした文章が魅力的な一冊です。


ひとりの生活者の視点で描かれる日々の彩りは、

心にそっと光が灯るようです。


ページをめくると、日本語の響きや豊かさに改めて眼差しを向ける機会に。


1958年、石井さんが荻窪の自宅で始められた文庫活動、かつら文庫のお話も。

実際に足を運んだ体験などもお話しています。



そして、

詩の朗読のコーナー

お送りする詩は

北原白秋の「梨の花」。


週末の夜のひととき

どうぞおつき合いくださいね!




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★新しい本を出版しました★


神泉薫エッセイ集『光の小箱』(七月堂)


「子どもの時間」をテーマとした一冊、好評発売中です♪


詩人・作家 神泉 薫(Kaoru Shinsen)のブログ ~言の華~

「ことばを贈る 言葉を届ける コトノハの種まきを」 時代と共に「ことば」を耕します。