【神泉薫朗読会・Semaison スメゾンのお知らせ】


今朝は柔らかい雨が降っています。

まもなく陽が射してくるでしょうか。

ひとあめごとに春が近づいてきますね。

今日は魚座の新月。

新しい波に軽やかにのっていこう、そんな気持ちにさせられます。


ここで、新しい試みのお知らせを。

元号も変わり、世界の景色も新たになる、5月。

神泉薫主宰の朗読&トークの会を開きます。

朗読会のタイトルは、“Semaison”(スメゾン)散種。

フランス語で種まきを意味します。


このことばは、スイスの詩人、フィリップ・ジャコテの作品に由来します。

ジャコテの詩は、窓辺から射す冬の光のように、美しいポエジーに満ちています。

ジャコテの散文集『散種(スメゾン)、手帖 1954-79年』の冒頭には、

こんなことばが書かれています。


「自己への執着は、生の不透明さを増す。真に自己を忘れる瞬間(とき)、すべてのスクリーンは次々に透明になる、その結果、視線のとどく限り、奥底までも明るさが見える、同時にもはや全く重さはなくなる。かくして、魂は鳥に変わる」(フィリップ・ジャコテ著/後藤信幸訳『無知なる者』(国文社)より引用)


詩を書く行為のさなかにある、「私」という存在を忘れる、

真に集中した瞬間を表した文章ですが

私も、詩を書いているとき、今ここから離れ広い空間へと解放されていく

大いなる自由を感じる瞬間があります。


何かに夢中になり、心が自由にはばたくとき、人はみな、今ここに生きて在ることに

大きな喜びと充実を感じるのではないでしょうか?

私は、“Semaison”ということばの内にひそむ、芽生え育つであろう

言の葉の力に深く魅了されてきました。

植物の種はみな、つねに光へ向かって一心にその芽を伸ばしていきます。


2019年4月、中村恵美から神泉薫へ筆名を変えて10年。

詩人として一つの節目を迎えます。


まもなく産声を上げる第4詩集『白であるから』(七月堂)の出版を機に、

未知の可能性に満ちた「種まき」をテーマに、人と人、人とことば、ことばと場をつなぐ

時空間の創造を試みます。 


みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。


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【日時】 2019年5月25日(土)

     15:30~17:00

                 (開場:15:15)

【会場】   #YOLO 東急東横線都立大学前徒歩1分

【入場料】 1500円

【定員】  15名

【お申込み】 神泉薫HP   https://www.shinsenkaoru.com

コンタクトフォームよりお願い致します。


詩人・作家 神泉 薫(Kaoru Shinsen)のブログ ~言の華~

「ことばを贈る 言葉を届ける コトノハを未来へ」時代と共に「ことば」を耕します。