【5/25開催・神泉薫朗読会・Semaison ことばの庭へ】
曇り空の朝。
五月晴れが愛おしく感じますね。
何度がお知らせさせて頂いておりますが、開催1週間後になりましたので、
改めてのご案内です。ウェルカムボードを作ってみましたよ。
来週の土曜日、5/25、15:30より、神泉薫朗読&トークの会を開きます。
朗読会のタイトルは、“Semaison”(スメゾン)散種。
フランス語で種まきを意味します。
このことばは、スイスの詩人、フィリップ・ジャコテの作品に由来し、ジャコテの散文集『散種(スメゾン)、手帖 1954-79年』の冒頭には、こんなことばが書かれています。
「自己への執着は、生の不透明さを増す。真に自己を忘れる瞬間(とき)、すべてのスクリーンは次々に透明になる、その結果、視線のとどく限り、奥底までも明るさが見える、同時にもはや全く重さはなくなる。かくして、魂は鳥に変わる」(フィリップ・ジャコテ著/後藤信幸訳『無知なる者』(国文社)より引用)
詩を書く行為のさなかにある、「私」という存在を忘れ、今ここから広い空間へと解放されていく、大いなる自由を感じる瞬間を表した文章です。
人はみな、何かに夢中になり、心が自由にはばたくとき、今ここに生きて在ることに、大きな喜びと充実を感じるのではないでしょうか?
私は、“Semaison”ということばの内にひそむ、芽生え育つであろう言の葉の力に深く魅了されてきました。
植物の種はみな、つねに光へ向かって一心にその芽を伸ばしていきます。
この、未知の可能性に満ちた「種まき」をテーマに、人と人、人とことば、ことばと場をつなぐ時空間の創造を試みたいと考えました。
言の葉の力を、ともに感じてみませんか?
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。
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【日時】2019年5月25日(土)
15:30~17:00(開場:15:15)
【会場】 #YOLO都立大学駅
東急東横線都立大学前徒歩1分
〒152-0032
東京都目黒区平町1-26-18 第一ベルハウス506号室
【入場料】 1,500円
【お申込み】
神泉薫HP
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