【詩は地下水脈のように】


‪昨日は、詩集『白であるから』の版元、明大前にある七月堂さんへご挨拶に伺いました。 ‬
たくさんの詩集に囲まれて、詩のお話ができる時間は、この上ない幸せです。

詩はふだん読まれることの決して多くはないジャンルですが、日本語、母語の力を根底から支えている地下水脈のようなもの。

そのような深く心に響くことばを交わしながら、立ち並ぶ詩集たちを見つめていました。

一歩一歩、また新たな詩作へ向かっていこうと勇気づけられました。

古書部は、定休日でしたが、お写真を撮らせて頂きました。‬ ‪

店頭に佇む姿を見ることは、とても嬉しいです。‪

『白であるから』下記リンクからお買い求め頂けます。


★【七月堂HP】

https://t.co/4DnZFpfpNv?ssr=true


ひもとく誰かの温かな手に、届きますように🌱‬


‪そして、昨日買い求めたのは、刊行されたばかりの、辻和人さんの新詩集『ガバッと起きた』(七月堂)。

ご自身の婚活についてユーモラスに語った詩集。結婚情報サービスに駆け込み、最愛の人と出会い、マイホームを持ち、和やかな生活を築いていく日までのドキュメンタリー。ことばは、とてもリズミカルで爽快。読み終えると、ほっと和やかな気持ちになります。

誰かと肩を並べて生きることの温かさが伝わってくる作品。

ぜひ手に取ってみてくださいね。

詩人・作家 神泉 薫(Kaoru Shinsen)のブログ ~言の華~

「ことばを贈る 言葉を届ける コトノハの種まきを」 時代と共に「ことば」を耕します。